シンプルに撮影する記念写真
JUN-K BRIDAL PHOTOGRAPHY
つきじ治作で結婚式撮影をした友人から頂いた感想
昨年の5月7日に式を挙げました。
私の思う結婚式は···沢山の人の沢山の想いがぎゅうっと詰まった、とても濃密で良い意味で重く、人生においての文鎮のような瞬間なのだということを、昔も今もよく思っていました。
小さい頃から、父母や親戚の結婚式の写真を見るたびそんな感覚を感じ取っていて、日常のスナップとは違うどこか人生の歴史をざくっと切り取ったそんな重みのある写真をみるたびに、結婚式の記録を残すということは、簡単ではないとても特別なものなのだと感じていました。
結婚式を挙げると決めたとき、自分の思うそんな特別な日をとにかくきちんと残したい、自分の歴史を大切に切り取ってもらいたい、と強く思いました。
工藤くんが写真を生業としていることは少し前から知っていて、今一度彼が作成しているHPを開き、これまでに彼が撮ってきた数々の写真を見て、彼にお任せしたいと迷わず確信しました。
私の大好きな一枚。
結婚式の直前、支度を整え終わり、式場の玄関で撮影しました。
この日は本当に爽やかな日で、その5月の清々しい空気と、私のこれから起こる1日への緊張とが混ざり合い、ぴんと張ったような周りの空気まで写し撮ってくれた、そんな気がします。
そして、もう一枚。
打って変わって、式と披露宴をすべて終えた後に控え室で撮影したもの。
二人とも本当にほっとしていたので、安堵と喜びがにじみでて、それをさっとすくってくれたような温かい一枚です。
ここでは2枚を選んでみましたが、現像された写真はすべて彼の誠実さがどこまでも広がっていました。
今お腹に赤ちゃんがいます。
その子が無事生まれてきたら、いつかこの結婚式の写真を見せてあげたい、と二人でよく話しています。
一緒にアルバムを開き丁寧に撮影された写真を見ながら、これがお父さんとお母さんの歴史の始まりなんだよ、と。
そんな風に思える写真を撮影してくれた工藤君、本当にありがとう。